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肩甲骨の異常運動の臨床的意義 Scapula summit 2013

 肩をスムーズに動かすためには 様々な要素が関与します。 「肩甲骨が硬い」 という言葉を聞きます。 おそらく肩甲胸郭関節の可動性が低いことを指していると思われます。 一般の方でも肩(肩甲上腕関節)にとって肩甲骨(肩甲胸郭関節)が密接に関係している ことを知っていることも多いと思います。 また医療者やトレーナーの方はよくご存じかと思います。 実際自分の肩甲骨は硬いかな?と感じる人も少なくないのではないでしょうか。 肩甲胸郭関節の異常な運動は臨床的によく出会います。 また肩周辺に痛みを感じて十分に運動ができていない方には その傾向が強いと思います。 「異常な動きを知ることでどのような臨床的メリットがあるのか?」 「肩甲骨の動きの異常が認められる傾向」 を調べてくれている論文があります。 これを知ることで 肩甲骨の正常に動くことの重要性を知るきっかけになると思います。   Clinical implications of scapular dyskinesis in shoulder injury 肩の損傷における肩甲骨の運動異常の臨床的意義 @ scapular summit(2013) W Ben Kiblerら Abstract The second international consensus conference on the scapula was held in Lexington Kentucky. The purpose of the conference was to update, present and discuss the accumulated knowledge regarding scapular involvement in various shoulder injuries and highlight the clinical implications for the evaluation and treatment of shoulder injuries. The areas covered included the scapula and shoul...

安静時エネルギー増加(REE)に効果が認められたものとは?

    日常運動が生活習慣病患者の安静時エネルギー消費量に及ぼす影響 名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報  2016-12 谷口 可純     平成 27 年 2 月より、当院に通院する 2 型糖尿病を中心とした生活習慣病患者 99 名を対象とした。   安静時エネルギー消費量 (resting energy expenditure:REE) は間接カロリーメーターを用いてマスク方式にて測定した。性別、年齢および体格の因子を排除するために、測定値をハリスベネディクトの計算式で求めた基礎エネルギー消費量( basal energy expenditure: BEE )で除して% BEE を算出した。また、生活と運動に関する問診を行った。運動の種類、頻度、時間、 1 週間の運動消費エネルギー量、 1 週間の合計運動時間、職種および喫煙習慣の各項目における% BEE への影響を横断的に検討した。  その結果、 1 回の運動時間が 30 分以上の群と 30 分未満の群で比較したところ、% BEE はそれぞれ 114 %および 107 %と、 30 分以上の群で有意に高値を示した。その他の項目は% BEE に影響を与えなかった。以上のことから、 1 回の運動時間を 30 分以上にすることが REE の増加に有効であることが示唆された。 【本日のまとめ】   同じ除脂肪体重でも運動選手の方が高い BEE であることも報告されている。つまり、 BEE を増やすため、あるいは維持するために、身体活動を増やすことが大切である。   BEE増加のため REE増加として効果が認められたものは1回30分以上の運動 である。

運動強度と消費カロリー

NSCA 活動時のMET(代謝当量)レベルはエクササイズの消費カロリーにどのように影響を及ぼすか?  安静時の酸素摂取量は体重1㎏、1分当たり3.5㎖と推定され、これを1代謝当量(MET)とされている。生活消費カロリー=1.05×METs×時間×体重(㎏)の式で表すことができるため、METsが高いほど消費カロリーは増加すると言える。 運動強度は消費カロリーにどのような影響を及ぼすか?  動員される筋の量もエネルギー利用率と総エネルギー消費量に影響する。多くの筋を動員するレジスタンストレーニング種目は、少ない筋量しか動員しないものに比べエネルギー利用率が高い。このことから運動強度が高いほど消費カロリーは増加すると言える。